2017年06月23日
山間部に住んでいるからこそ、使ってみたい「花」の精油。
日本人って、
柑橘系の香りが好きな方が多いのですが、
それって、成分的に見ると
柑橘類の精油の主成分である
「モノテルペン炭化水素類」という成分の作用に
鬱滞除去や消化促進などがあるから
ということもいえるのかな、と思います

海に囲まれて、湿気の多い日本では
「湿」がからだに入って、
気血水が鬱滞し、そのせいで不調が出る方が多い。
モノテルペン炭化水素類の鬱滞除去作用により
流れが滞っていたものが、
サァーっと流れていく感覚

そして、
わたしたちの住む飛騨地方は
山に囲まれています

山に多い、針葉樹の枝葉からとれる精油にも
モノテルペン炭化水素類を50%以上含む精油が多数あります。
たとえば、
サイプレス(ヒノキ科)
ジュニパー(ヒノキ科)
ティートゥリー(フトモモ科)
アカマツ・ヨーロッパ(マツ科)
パイン(マツ科)
バルサムモミ(マツ科)
ブラック・スプルース(マツ科)などなど。
スーッと呼吸器に入ってくる
あの香りを好きな方も多いです。
むくみや、からだのだるさにも◎
呼吸器の弱い方や、秋冬にかけて使いたい精油でもあります。
どっしりと根を張り
かなりの高さにまで成長し、
スッとまっすぐ空に向かって伸びる針葉樹は
自分軸をしっかり持ちたい
ブレない自分になりたい
そんな気持ちもサポートしてくれます。
ただ、
今、季節は「夏』。
ふだん、針葉樹に囲まれて暮らす
山間部のわたしたち。
芯がしっかりしている方はとくに
夏の「陽」のエネルギーを受けすぎると
「〜せねばならない」
「〜するべき」
と、強くなりすぎてしまうかもしれません。
そんなときは、
華やかな「花」の香りの精油


たとえば、
イランイラン
ラベンダー・アングスティフォリア
ネロリ
ローズ
ジャスミン
このあたりもチャレンジしてみると◎
夏は、
ほがらかに、笑顔で、過ごせることが
養生のひとつ

そのサポートをしてくれる
「花」の精油、ちょっと試してみよう

どちらかというと、花の精油の香りを
はじめは「あまり好きじゃない」と思うかもしれない。
その場合、自分には必要ない香りとも言えますが、
深く探っていくと
「こうせねばならない」と思っている心が
緩もうとしている自分を制止している
ということもあったりして・・・。
精油の香りから
読み解く心理もおもしろい

今日も夕方から、
お顔剃り&アロマケア・デコルテコースのお客さま
お迎えしまーす

どんなブレンドになるか、
楽しみです♪
また、ブレンド内容を
今夜か明日にUPしますね

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Posted by mino at 15:07│Comments(0)
│メディカルアロマ