2017年05月23日
アロマブレンドを紐解く。その①
先日のアロマブレンド
その①とその②を、
漢方的に紐解いてみまーす

まずは、その①。

ジュニパー
サイプレス
ベルガモット
体を強壮し、水分代謝を促し、
滞っている気血水を流し
心身にバリアを張って守り、
芯の通った安定感をもたらしてくれる
そんなイメージのブレンド。
と、前回サラッと書きました

こちらのお客さま、以前は
首と肩のこり、むくみ
が気になるとおっしゃっていましたが
最近、職場が変わられ
以前の不調はかなり改善されたそう

だけど、新しいことを覚えるのが大変とおっしゃっていました。
そこで、
まず季節の香りから嗅いでいただいたところ
今、イランイランが一番苦手とのこと。
力を抜いてリラックスしたいかんじではない
ということが感じられます。
お話している雰囲気、内容から
お疲れではあるけれど、
今はどんどんいろんなことを覚えて頑張りたい
そんなお気持ちなのかなと察し、
それならば、
滞っているものを押し流して
心身リフレッシュでき、
自分軸をしっかり持てる樹木の精油

元気さを取り戻す果実の精油・・・
と思い、
背中を押して、応援してくれるような精油を
中心にいくつか嗅いでいただき、
お客様のお好みの香りのものから
この3つの精油になりました

3つの精油のプロフィールはこちら↓
【ジュニパー】
学名:Juniperus communis
ヒノキ科・水蒸気蒸留・実付き小枝
〈帰経:腎・肺、性質:熱・燥〉
「腎」の陽気を強力に補い、
からだを温めて活性化します。
からだから「寒・湿」を除くので
冷えやむくみ、腰痛に◎
また、邪を散じ、「衛気」を張り
「志」をサポートして
意志の力を強化します

肝臓・腎臓のデトックスにも。
【サイプレス】
学名:Cupressus sempervirens
ヒノキ科・水蒸気蒸留・葉付き小枝
〈帰経:肺・腎、性質:涼・燥〉
ジテルペンアルコール類のマノオールにエストロゲン様作用、
セスキテルペンアルコール類にホルモン様作用があるので
妊婦・ホルモン依存性癌疾患、乳腺症などには使用しない。
「肺」気を補い、衛気のバリアを強化。
免疫力を上げたり、発汗のしすぎに◎
「肺」を開いて呼吸を楽にし、「湿」を除くので
むくみの解消やデトックスにも。
「腎」にも作用して、ホルモンバランスを整えます。
【ベルガモット】
学名:Citrus aurantium ssp. bergamia
ミカン科・圧搾・果皮
〈帰経:肝・心・脾、性質:涼・燥〉
光毒性あり。塗布後12時間は直射日光を避ける。
トリートメントには、ベルガプテンフリーを使用。
滞った「気」を流し、感情を解き放ち
「肝」「心」火を鎮めて情緒を安定させます。
ストレス性の胃痛や下痢にも◎
柑橘類の中で、リラックス作用や清熱作用が
もっとも高い精油です。
採油された植物がどんな植物なのか?
その植物のどこの部分から採油されているのか?
見落としがちですが、コレ、
かなーり重要です

一度、使ってみたい精油の植物を
ググってみると面白いですよ

興味がある方、参考にしてくださいね

そして、その②はこちらのブレンド↓

フランキンセンス
バジル
マジョラム
アロマブレンドを紐解く、その②につづく。。。
数日中にUPします


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